「お、い!やめろ、馬鹿!!」
「馬鹿って何さ。
ぼくはきみなんだからね。
馬鹿って言ったきみが馬鹿ってことだ」
「自分だから言っているんだ!」
叫びとともに己に伸し上がる人物を強めに押し返す。
不満そうに見下ろしてくる瞳は、己と同じ『緑』。
それがついっと逸らされたかと思えば、つまらなさそうに一言。
「自分じゃどうにもできないくせに」
「煩い!」
いっそ殺意がこもっているほどの視線でにらみつけた。
その視線に、逆に呆れたような視線を向けられる。
「きみの体のことなんてぼくが一番知っているんだ」
「煩い、黙れ!」
「ぼくだって、まだそんなに経験無いけどそろそろ前だけじゃ
イケなくなってきてるんだ。
ぼくより経験しているだろうきみはもう駄目なんじゃないのか?」
「だから何だ!」
言葉どおり、抱かれることに慣れてしまった体は
もう前だけでは足りなくなっている。
だからと言ってそう易々と受け入れられるものではない。
「言っちゃ何だけどね、そんな”躯の熱があがってます”
って状態で外に出なきゃいけ無いことになったらどうするのさ。
ぼくはいやだぞ!自分のそんな姿晒されるの!
それくらいならさっさとやって熱を沈めたほうが効率的だ」
「自分にされて感じられるか!!」
「こんなの自慰と一緒だろ!
ぼくは適当な相手を見つけるのも嫌だからな!」
「ぼくだってごめんだ!!」
「なら大人しくサレなよ!」
「できるかっ・・アッ・!!!」
昂ぶっている体を撫でられて、
思わず漏れた声を慌てて両手でふさいで押さえる。
だがいまさら隠したところで、聞かれてしまっている。
「ほら、ぼくより敏感じゃないか」
塞いで何もいえない口の変わりに、睨み付ける。
お前だって、そのうちこうなるんだ!と視線に乗せて。
結局、熱で力の入りきらない体は
”自慰”という名称の元、ジョミーにされてしまった。
本当に落書き。
ジョミーと鬼軍曹だと鬼軍曹のほうがより受けっぽい気がした話。
いや、だってきっと開発率が高いんだぜ!(爆)
エロでなければシンジョミかな。
エロのときだけ逆転。
・・・なんか考えるのが無駄に楽しい。